沿革

「おいしく食べて健康になる。」カワイ肝油ドロップのうれしい摂取方法は、まさに時代の先駆けでした。
タラの魚の肝臓の部分をしぼり、その油を凝縮した肝油には、ビタミンAやビタミンDが豊富に含まれ、栄養学的に非常に優れています。河合亀太郎は“魚の生臭さを感じない、服用しやすい肝油”の研究を重ね、ゼリー状のドロップの形でビタミンを安定に保つ技術を開発。これを肝油ドロップと名付け、1911年から製造販売を開始しました。その後、味や安定性などの改良を重ね、現在では魚油からの凝縮ではなく、日本薬局方(一般的な医薬品の品質を定めている規格)に添って作られたビタミンA、ビタミンDを混ぜ合わせた原料で肝油ドロップを製造しています。

沿革

明治44年 薬学博士・河合亀太郎が肝油の安定した固形乳剤の製造方法を発明し、日本で最初の肝油製剤として《ミツワ肝油ドロップス》の名称で製造販売を開始(日本、イギリス、アメリカ、フランス、ノルウェー各国で製法特許を取得)
大正12年 河合製薬株式会社の前身である河合製薬所を東京本所緑町(現墨田区本所)に創立
大正13年 河合研究所を創立
昭和7年 学童生徒の「健康教育」の目的をもって、学校用肝油ドロップの製造販売を開始
昭和14年 東京中野住吉町(現新宿区上落合)に本社・工場・研究所を設立
昭和18年 河合製薬株式会社設立
昭和20年 戦災を受け現在の東京都中野区新井町に本社・工場を再建するとともに、学校用肝油ドロップの製造販売を再開する。GHQの要請により飼料用ビタミンA油を、アメリカ合衆国に輸出開始
昭和21年 工場を整備し、製品名も新たに<カワイ肝油ドロップ>とし、事業展開を開始
昭和22年 河合研究所を現在の中野区中野6丁目に設置
昭和25年 「肝油並にその製剤に関する研究」に対し、日本学術会議より表彰を受ける
昭和26年 ベックマン分光光度計を研究所に設置
昭和30年 ビタミンA油増産の為、板橋工場を東京都板橋区東坂下に設立
昭和31年 「健康教育」発刊。板橋工場に高単位のビタミンA製造装置、分子蒸留機を設置
昭和32年 家畜飼料強化剤の製造販売開始
昭和35年 一般企業への職域販売開始
昭和39年 遠水興業株式会社創立
昭和44年 河合薬業株式会社設立。一般販売部門の強化育成と新市場の開拓を目指し販売会社として発足
昭和54年 海外諸国への輸出業務開始。配置販売業界への販売業務開始
平成7年 河合研究所跡(中野区中野)に新社屋落成。本社移転。中国、香港、台湾においてテレビCM開始
平成8年 花見台工業団地(埼玉県比企郡)に最新鋭の設備を整えた埼玉工場を竣工
平成9年 遠水サニーサイド゙株式会社設立
平成12年 カワイこどもルーム(託児所)の運営開始
平成13年 教育機関専門の環境衛生事業部門である、カワイクリーンSATの新設
平成21年 中国大連支社設立
  • 薬学博士 河合亀太郎

    薬学博士 河合亀太郎
    固形肝油乳剤《肝油ドロップ》を発明。写真は第11代日本薬剤師会会長時代。(昭和7~18年)

  • 昭和14年当時の社屋

    【昭和14年当時の社屋】
    業務拡大により、東京本所緑町から中野住吉町に移転。本社とともに工場・研究所が併設された。

  • 昭和20年代当時の工場

    【昭和20年代当時の工場】
    戦後の復興はここから始まり、製造されたカワイ肝油ドロップは全国の小中学校へ次々と出荷されていった。

  • 現在の河合製薬株式会社・埼玉工場

    【現在の河合製薬・埼玉工場】
    製造から出荷までのすべてが、ここで行われている。